子どもたちへ ~どうしても伝えたいことがある~

 

失敗を恐れるな。失敗は決して恥ではない。

 

 Yes We Can.

 このセリフ、記憶に残っている人は多いのではないでしょうか。そう米国第44代大統領バラク・オバマの就任演説でのワンフレーズですね。この英文みなさんはどう訳しますか?直訳するならば「はい、私はできます。」となるでしょう。ではオバマ氏はどのような意味を込めたのでしょうか?

 

 話をタイトルに戻します。

 日本人を見ていると、失敗をすることや何かにチャレンジしたり、意見を述べたりということを避けようとする人が多いような感じがします。かくいう私も以前まではそういうことを避けている人間でした。自分が小学生だったころを思い返してみましょう。授業中、先生にあててほしくて誰よりも早く高く手を上げていました。当時周りの友達も同じ行動をするのが多数派だったような気がします。ではいつから苦手意識をもち、自分から行動したり、意見や考えを述べたりすることを避けるようになったのでしょうか?中学?高校?もしかしたら小学校卒業前にはすでに、、、

私はそのせいでやらない後悔、言わない後悔をたくさんしてきました。

f:id:show_blog:20211010122117p:plain

 

 グローバル社会に移り行くなか、1人で行動できない、自分の意見や考えを言えない。これは大きな足かせになります。これからは日本人以外を相手に仕事をすることが多くなるでしょう。海外には 「察する文化」 というものはありません。思っていること考えていることは口に出さないと伝わりません。日本の良き文化は通用しないのです。

 

だからこそ今の子どもたちに伝えたい。

 自分の考えや意見を伝えられるようになってください。違う意見を出す人ももちろんいるでしょう。人の考え方は十人十色です。違って当たり前。

 チャレンジをしてください。失敗を恥だと思わないでください。あなたたちの周りには大人がいる。友達がいる。あなたたちが失敗しても手を差し伸べてくれる人が必ずいるはずです。自分の限界を自分で決めないでください。あなたたちはできます。いえ、私たちはできます。 

 

Yes We Can.

この言葉を私はあなたたちに送ります。

 

 私はコロナがもう少し落ち着いたら海外に行きます。私が学生時代に挑戦する勇気がどうしても出なくて諦めていたことの1つです。もちろん英語なんて学生以来勉強していません。仕事もやめました。今はバイトをしながら渡航の機会をうかがっています。周りからは「いい選択とは言えない。」とたくさん言われました。でも人生100年時代。もう後悔はしたくないから。1度きりの人生、挑戦しつづけようと思います。